高杉晋作1巻~3巻 山岡荘八 とても考えさせられる哲学書です。
高杉晋作は言わずも知れた幕末の偉人です。吉田松陰の弟子として維新回天の重要な人物として日本にとどまらずアジアを東奔西走しました。維新の夜明けを見ずにこの世を去った怒涛の青春劇を山岡荘八が見事に表現している歴史小説です。
この小説を通して、山岡荘八の文学世界に魅了されました。今、同じく山岡荘八の『伊達政宗』を読んでいますが、今回は『高杉晋作』のお話し。
今までの高杉晋作のイメージは『破天荒』『常識破り』『奇想天外』型にはまるのを極端に嫌う異端児というものでした。
まさしくその通りなのですが、そこには日本に対する思いと人間に対する強い信頼がど真ん中を貫いていると感じました。
特にそれを強く実感したのは、アメリカの領事館長と高杉晋作が『大統領は入れ札(選挙)によって決まる』ことについて対話している場面です。
アメリカの領事館長は『人は神のもとに置いて平等』と持論を展開したのに対し、高杉晋作が『人は生まれもって差別がある』と主張。激しい言い争いになりました。高杉晋作は続けます。『人は生まれによって差別があるが、命は平等だ』と。
国や地域、職場の環境や制度、しくみによって人には差別があるけれど、生命に差別なんてないんだと感動をもって実感しました。
現在を生きる我々も高杉晋作のように熱く後悔のないように行動したいと思います。
ありがとう寄稿。
慶次自身蛍の過去や覚悟を知る事にもなったのです。やはり慶次の気持ちを知る事でかなり凄いと感じるばかりにもなってくるものです。
花の慶次ー雲のかなたにー2巻 第15話「くノ一無情の巻」感想&あらすじ・蛍の過去や覚悟を知る事にもなったのです…ネタバレ注意。 #マンガ - みんなの芸能ブログ。