べっぴんさん【75話】12月28日年内最終放送ネタバレ
紀夫君の心配をよそに、すみれたちは食器を発注してしまう。紀夫君は、社長の麻田さんや潔さんに相談するも、「すみれさんが売れるというなら売れるでしょう」などともう一つ根拠の無い励ましを受ける。そこで放送では詳細は描かれなかったが、紀夫君は紀夫君なりの判断(たぶん失敗しても資金繰りに目処?)?よりゴーサイン。結果は大成功。一方すみれは、大成功だけど、よそよそしい喜びかたでは、(皆が)楽しくないと感じたようで、紀夫君にその思いを伝える。次の日の朝礼で、紀夫君は、社内での呼び方を元に戻す。ここまで、放送では紀夫君をちょっと頼りないように描いているが、経理出身の私からすると、紀夫君のアプローチはよく理解できる。営業での「感」は無いので、信頼できる人に売れるかどうか尋ねる。そしてそれでも、確信が持てないときは、失敗しても会社が生き残れるかどうか検討する。もし生き残れると判断できれば、ゴーサイン。よい判断アプローチだと思う。また、真の経営者であるすみれの話し方も参考になった。こうしろ。こうすべき。ではなく、「できないかな?」と相手を立てながら真意を伝え再考を促す。経営者は、儲けることも大切だが、その会社に集う人たちが楽しいと感じてもらうこと(もちろん自分自身も)が大切。そういったことが再確認できる放送であった。
放送の最後は、潔夫婦に男の子が誕生し、新年のお祝いムードで終わる。