スーパーサラリーマン左江内氏 第1話
同名の藤子不二雄先生の漫画「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化した作品です。私は藤子先生の漫画には詳しいと思っていましたが、これは知りませんでした。冴えない中年サラリーマンが謎の老人からスーパーマン的な力を得ることができるスーツを譲り受けるのですが、日常生活の中で一般人からのSOSが超越した聴力により聞こえてしまい、仕事中にも就寝中にも出動しなければならなくなり、ドラマ中盤で参ってしまってスーツを捨ててしまいます。
しかし、娘の学校で立てこもり事件が起きて、娘とクラスメートが人質になります。この為、再びスーツを手にして娘を救出に向かいます。
スーパーマンやその後派生した変身ヒーローものと違う所は、このスーパーサラリーマンは人に見られても、見た人が数秒後には忘れてしまう
「忘却させ機能」があるということです。これはこの手の話では画期的だと思います。主人公の堤真一さんの怪演が見ものです。
