お笑い番組「じわじわチャップリン チャンピオン大会」12月24日(土)
毎週土曜日11時55分~(テレビ東京)のレギュラー放送で三週勝ち抜いた芸人さん達が出場してチャンピオンを決めました。出演者はアイデンティティー、アナクロニスティック、ロビンソンズ、ジグザグジギー、インポッシブル、しゃもじ、マツモトクラブ、ヤーレンズ、 はなしょー、手賀沼ジュン、サイクロンZ、ネルソンズの12組でした。全然知らないと思ったお笑いファンもいることと思います。年末年始は売れに売れている実力ある芸人さんのネタ番組が多いなか、これからそういう芸人さんを目指す若手がこうやってしのぎを削っているのです。以前「爆笑オンエアバトル」というお笑い番組がNHKで放送されていましたが内容的に近いものがあります。予想通り?レベルはあまり高くなかったのですが持ち時間が2分と短かったせいもあると思います。どうしてもネタの内容が薄くなってしまうのです。いつも内村光良さんと土田晃之さんが客席から温かい目で見守っているのですが、土田さんがやはり時間が短かったようなことを言っていたのでプロの目から観てもそう感じたのでしょう。テレビ東京の方もそんなに有名になっていない芸人さんの番組にそんなに時間を取れなかったのでしょうか?消化不良のようでちょっとかわいそうな気がしました。内村さんは「チャンピオンの意味を考えてみたい。」と言ってレベルの低さを笑っていました。
芸人さんは売れるまでとても大変でみんなバイトをしながら頑張っています。この日出演した人達の中には数々の賞レースでファイナリストになったり、なかには優勝している人もいます。それでも売れないのです。チャンスを掴んだのにです。あと芸歴が結構長いのに売れないために若手と呼ばれて駆け出しの人達と競いあっている人もいます。最近お笑いのレギュラー番組がなくなって余計売れるのが大変になってきました。どうかこういう若手のネタ番組が無くならないように願うばかりです。