2016年3月5日土曜日

おすすめ洋画・映画感想レビュー「レスラー(ミッキーローク主演)」評価・試合後に心臓発作で倒れ医者から引退を勧められ、引退して普通の生活をしようと…(ネタバレ注意)。 #MOVIE

ボロボロになりながらももがく姿が感動を呼ぶ映画「レスラー」(ミッキーローク主演)

80年代に大人気だったレスラーランディは20年後ドサまわりのレスラーに落ちぶれてスーパーのバイトで生活費を稼ぐ日々を送っていました。
ある日試合後に心臓発作で倒れ医者から引退を勧められ、引退して普通の生活をしようとするも新しい仕事にはなじめず、疎遠になってる娘には煙たがられ、なじみのストリッパーにもはねつけられ、自分には行き場所がないということに気付いてしまいます。
そして彼は悟ってしまいます。
たとえ命を危険にさらすことになっても、自分は最後までレスラーとして生きるしか道がないということを・・・・
落ちぶれたレスラーの姿を描いた作品ではありますが、そこで扱われているテーマはまさに人生そのものです。
ボロボロになりながらもがくランディの姿が最初は情けなく見えても、作品を観ていくうちに自分自身の姿を重ね合わせて観るようになっていく人も多いのではないでしょうか。
自分自身に挫折や辛い体験がある人ほどランディに対する思い入れが変わっていく作品かもしれません。
たとえプロレスに興味がなくてもランディの格好悪くてももがき、最後には自分がいるべきリングへと命の危険を冒しても戻っていく姿は静かな感動を呼びます。
さらに近所の子どもを誘って自分がキャラクターとして出てるプロレスのゲームをするも古すぎると言われ戦争ゲームのコールオブデューティーのほうが面白いと言われてもランディは知らなかったり、娘に服をプレゼントしようとしても娘の服のセンスや流行がわからず古着屋で買ったダサいジャンパーをプレゼントしてしまったり、90年代の音楽の悪口を言い自分が輝いてた80年代のハードロックがバーでかかるととたんにご機嫌になって踊りだすなど、時代についていけず置いていけぼりにされてしまったような日常シーンも人生の悲哀を感じられて着目すべきところです。
ちなみに主演のミッキーローク自身もかつてはハリウッドスターでしたがその後ヒット作に恵まれず10年以上も落ちぶれていてこの作品「レスラー」の大ヒットにより再び脚光を浴びるなど、まさにランディの人生を体現しているようになっているという部分にも注目です。

ありがとう寄稿。

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